著作権とは
我々が日々耳にしている音楽や、読んでいる書籍などにはそれぞれに著作権というものが存在します。
この著作権を保有しているのはそれを作った人、書いた人、編集した人などです。
この著作権を保有している人を法で守ることが、著作権法の本来の目的であり、著作権を行使して違反者にお金を請求することが本来の目的ではありません。
しかし、このように音楽や書籍には著作権がありますので、許可なく音楽を私的以外に利用したり、書籍の中の文章を転載してはいけません。
インターネット上に存在する主な著作権
2. JASRACが管理している音楽データ
3. ホームページに掲載している文章(引用を除く)など
特に有名人の写真は肖像権が認められているため、ホームページに勝手に写真を載せたりすることはできません。
載せる場合は、本人の承諾が必要です。
また、有名人ではなくとも、個人の写真を本人の許可なく掲載してはいけません。
また、著作権協会が管理する音楽をCDから録音し、MP3などに変換して公開することも出来ません。
さらに、MIDIなどのデータもJASRAC管理曲である場合は掲載してはいけません。(JASRACが定める使用料を支払う場合はOK)
さらに、ホームページに掲載中の文章にも著作権が発生するようですが、一定の条件を満たしている場合の引用などは認められているようです。
著作権として認められないもの
2. HTMLソース
3. プログラムのソースコード
これらは汎用性があるため、著作権とは認められないそうです。
リンクについて
直リンク禁止や無断リンク禁止の文字をよく見かけますが、管理者側にリンクを断る権利は存在しません。
ですから、勝手にリンクされたからといってそれが違法とは認められません。
また、勝手にリンクをしたからといって法律に問われることもありません。
本来リンクされたくないような内容やページ、画像はインターネットで公開すべきでありません。
リンクが成り立たなければ、インターネットそのものが意味を失ってしまいます。
トラブルを避けるために
トラブルを避けるためには以下のことに注意しましょう。
2. リンクを自由にするなど、入り口の広いホームページにする。
3. リンクをする場合や、画像を使用する場合はそのサイトの管理者に事前に連絡を取る。
Webサービスを運営していると、必ずぶつかるのが著作権の問題です。著作権の侵害を侵していないのか、また自サイトの著作権を…